怒りというエネルギー。
人間には、喜怒哀楽という感情がある。その中でも、「怒」という感情について考えてしまう。
誰でも、人生一度は怒ったことがあると思う。もし怒りを感じたことがない人がいたら会ってみたい。
私だって嫌なことされたり、傷つけられたら怒りが沸いてくる。その怒りを表に出すか出さないかは別として。
でも、その怒りという感情って、かなりエネルギーを使うような気がする。
何だか、怒っている時間が無駄なような気がする。
だって、ずっとその感情を、自分の中で持っていて、ハッピーな気分になれますか?私は全然楽しくない。
私は、自分の趣味のこととか、美味しいものとか、楽しい音楽とか考えている方がよっぽどハッピーだ。
でも、それと同時に、周りに目を向ければ色々な事情で、そういった楽しみすら見い出せない過酷な環境に置かれている人達もいる。その原因が、戦争だったり、貧困だったり、虐待だったり…国籍問わず、本当に様々な要因である。
そう考えると、自分の置かれている環境がとても幸せなのだなと感じる。
「怒り」を感じた時、その怒りを抱いた相手に直接ぶつける人、他の人に当たる人、自分に共感してくれる人に愚痴として溢す人、自分の中に溜め込む人など色々な人がいる。
只、やはりずっと「怒り」という感情を抱いているのはとても辛い。
そんな時は、私は、少し相手の立場を考えてみたりする。どうして、あそこまでのエネルギーを使うことになったのだろう?どういう人生を歩んできたのだろう?そうすると少し冷静に物事が見ることが出来るような気がする。
後は、嫌な感情を全て紙に書き出しびりびりに破いてゴミ箱に!これは意外にスッキリする。
いずれにしても、自分をハッピーにしない感情を抱いている時間より、ハッピーになれる感情を持って過ごしたいと思う。