自分の目で見る。
私は、視力が悪い。だから眼鏡がいる。たまに、眼鏡を忘すれて顔を洗おうとするほど顔に馴染んでいる。
さて、私は眼鏡を外してしまうと世界が見えない。相手の顔も、凄く近くにいかないと見えない。本当に手探り状態で生活しなければならない。
そういう時は、回りの情報が頼りだ。
回りの情報でこんな感じかな?あんな感じかな?って色々想像してイメージを作りあげる。
人間の想像力って凄くって、勝手にあること無いことどんどん作り上げていく。自分の今までの経験して来たことに、入ってきた情報をつけ加え全く新しいものを作りあげてしまうこともある。
人や場所、物などその人が作ったイメージってちょっと厄介で、そう思いこむとその様にしか、物事を捉えられなくなる。
例えば、友人の家を訪問することになった。友人から「赤い家が目印」と聞いていていざ行ってみたら、探しても探しても見つからない。回りを見渡せど白い家ばかり。困り果て友人に電話で聞くと白い家から友人が手を振っている。友人に赤い家が無いことを言うと「赤い家の形をした表札だよ。」と。
まあ、これは極端な例だが、異国の地や旅行先で、こんなところと思い込んでいていざ行ってみると全く自分のイメージと違うことがある様に、自分の思いだけで決め込んでしまうのは、危険なのである。
だから、回りの言っていることや情報だけに左右されないことが大切。一番いいのは自分の目で実際に見てみる感じてみる。これが一番。
感じ方何て人それぞれで、見方も千差万別。だから、回りの人の意見やイメージだけで勝手に思い込んでしまうのは何だかもったいない。
自分の目で見ること、感じること、そんな視点で周りを見渡してみると又違った世界が見えてくるかもしれない。